WordPressセキュリティ対策の重要性

WordPressセキュリティ対策

圧倒的なWordPressのシェア率

WordPressは、日本だけでなく世界でも最も有名なCMSです。
なんと世界シェア率はCMSのうちで60%を超えてるんです!

CMSとは?

C:Contents(コンテンツ)
M:Management(マネジメント)
S:System(システム)
の略で、
「Webサイトのコンテンツを構成するテキストや画像、デザイン・レイアウト情報(テンプレート)などを一元的に保存・管理するシステム」です。

もっと噛み砕くと、
「専門知識なしでWebページの更新・追加が可能」なWebサイトなんです。

実際にWordPressサイトを触ったことがある方は実感していると思いますが、
Webの知識がなくても直感的に操作でき、使いやすくて機能も豊富です!

WordPressはセキュリティが弱いの?

そんな使いやすいWordPressですが、メリットばかりではありません。
便利な反面、下記のような理由で常に危険にさらわれていることをご存知でしょうか。

  • 多くのユーザーが使用するCMSである
  • 専門知識がなくても使いやすいため初心者のユーザーが多い
  • 無料で使用可能であり、オープンソースである

こちらについて詳しく解説していきます。

WordPressの脆弱性とは?

WordPressはオープンソースという
「誰でも自由にその仕組みを見ることができ、みんなで作っていく」
という考え方に基づいてつくられています。

よって、世界中の多くのエンジニアはWordPressに問題や改善点があれば
みんなで協力しながら改善していくのですが、
ごく一部の悪意をもったエンジニアが脆弱な部分を攻撃してホームページに影響を及ぼすこともあります

カスタマイズの自由度も高く、その仕組みも全て公開されていることから
攻撃する側からすると「全て筒抜け」なのです。
泥棒からすると侵入の仕方が公開されているようなものですね。

実際にあった?WordPressの攻撃事例

WordPressを狙った大量メール送信プログラム埋め込み

実際に何件か問い合わせをいただいている最も多い被害の一つが、
俗に言う「迷惑メール」です。

皆さんも「迷惑メール」には馴染みがあると思いますが、
WordPressの脆弱性を狙った「迷惑メール」には一夜にして
なんと何百、何千とのメールが送られてくることもあり
業務に支障をきたすだけでなく、そのメールからウイルスが侵入してしまうこともあります。

WordPressプラグインの脆弱性を狙った攻撃

プラグインとはWordPressの拡張機能のようなもので
追加することで便利な機能を使用することができ、
多くのサイトでプラグインによる様々な機能が使用されています。

特定のプラグインの脆弱性を狙った世界的な被害も発生しています。
実際に数百万件のサイトが攻撃された事例も確認されており、
攻撃を受けることによって、サイトの改ざんや乗っ取り、不正なサイトへの誘導など甚大な被害を受けることもあります。

次はあなたのサイトかも?

様々な事例が確認されていますが、
一番やっかいな点としては「攻撃対象が無作為」であることです。

悪意のある攻撃が広範囲かつ無差別であることから、
明日にはあなたのサイトが被害にあってしまうことも十分に考えられます。
決して脅しではありません。
ある日サイトに訪れると見たことのないサイトに変わっていたり、
編集ができなくなってしまったりなど、、、
考えるだけで怖いですよね。

では、毎日ビクビクしながらサイトをチェックするしかないのかと言うと
そうではありません。
しっかりとセキュリティ対策を行い、
自分の大切なサイトを守りましょう!

以下よりサイトのWordPressのセキュリティチェック方法について
詳しく解説していきます。

手軽にできる本格的なWordPressのセキュリティチェック方法

セキュリティチェック

攻撃にあってからでは遅いので
今のうちにWordPressサイトのセキュリティがどの程度なのか調べておきましょう!

ご自身のサイトが現在どの程度のセキュリティレベルなのか知ることのできるツールをご紹介します。
一度チェックされることを本当におすすめします!

WPScans.com

wpscans.com公式サイト

このWPScans.comでは独自のアルゴリズムで脆弱性の有無をチェックしてくれるウェブサイトです。

使い方はいたって簡単です。
調べたいURLを入力して「START SCAN NOW」をクリックするだけです。

「Your WordPress website is safe !」と表示されたら問題ありません。
より詳細なレポートは有償ですが、簡易的な診断でしたら無料で調べることができます。

WPdoctor

WPdoctor公式サイト

WPdoctorもWordPressセキュリティ診断サービスとして有名です。
WPScan.comと異なり、無料でもかなり詳しく、かつ日本語で診断してくれます。

調べたいURLを入力して「サイトを検査」をクリックすると診断を実施してくれます。

これからすぐ行うことができ、かつ具体的な対策方法について詳しく解説していきます。

具体的なWordPressのセキュリティ対策方法

WordPress管理画面のユーザー名・パスワードの強化

こちらはWordPressに限った話ではありませんが、簡単かつ非常に有効な対策となります。

ユーザー名とニックネームが同じだったり、
パスワードも名前や誕生日など推測しやすいものではありませんか?

しかし、解読されにくいパスワードを考えるのってなかなか難しいですよね?
そこでパスワードを自動で作成できる便利なツールとして、
パスワード生成ツール
というツールをご紹介します。

このツールは条件を入力すると無作為なパスワードを自動で作成してくれます。
自分で考えてパスワードを作成するとどうしても推測のできるパスワードとなってしまうので
このツールを使用して強固なパスワードにしておきましょう!
(どこか安全な場所にメモしておくことを忘れずに。)

定期的なWordPressのアップデート

WordPress本体はもちろん、インストールしたプラグインやテーマは
脆弱性が発見されると定期的にバージョンアップをします。

古いバージョンを使っていると脆弱性が改善されないので、
管理画面にある更新に関する表示を定期的にチェックし、バージョンアップを行ってください。

しかし、注意点があります。

注意点1:アップデートによって使いにくくなる場合も

WordPressのアップデートにはメジャーバージョンとマイナーバージョンがあります。

  • メジャーバージョン
    →大きく機能が変わったり、今までにはなかった新機能が搭載される
  • マイナーバージョン
    →脆弱性を引き起こすバグの修正などがメイン。自動でバージョンアップされることがほとんど。

マイナーバージョンアップに関してはそこまで神経質になる必要はありませんが、
最近メジャーバージョンアップが行われた5のバージョンでは、
ブログや固定ページの編集画面が一新されており、今まで慣れ親しんだ編集画面が使えなくなった、、
なんてこともありましたので気をつけてください。

注意点2:テーマやプラグインとの互換性

「WordPressのバージョンアップをしたらプラグインが使えなくなった、、、」
「WordPressのバージョンアップをしたらサイトで表示されない部分が、、、」

なんて声がよく寄せられます。

WordPressのプラグインについても同じようにバージョンが存在し、
それぞれその時のWordPressのバージョンに対応できるよう作成されています。

ですので、WordPress本体のアップデートをした際には、
合わせてプラグインのバージョンについても互換性があるか確認するようにしましょう!

注意点3:バグの可能性も

iPhoneのアップデートが行われた際にも毎度おなじみのバグの報告が大抵ありますが、
WordPressに関しても同様でバグが検出される可能性が大いにあります。

WordPressは上述したとおり、「誰でも自由にその仕組みを見ることができ、みんなで作っていく」といった考え方のもと作られているので
ユーザーからのフィードバックありきの改善なのです。

時にはセキュリティに危険を及ぼすバグが発生することもあるので注意が必要です。

ちなみに、どのようなバグがあるかは、WordPress公式サイトの
「バグの報告と提案」というコンテンツがあるのでチェックしてみてください!

WordPressのセキュリティを高めるおすすめプラグイン

SiteGuard WP Plugin

SiteGuard WP Plugin公式サイト

SiteGuard WP Pluginは日本語に対応しており、
管理画面とログインページ保護に特化したプラグインです。

主な機能として

  • WordPress管理画面のログインURLを変更
  • ログインの際に画像認証を追加
  • アップデート情報をメールに送信してくれる

など簡単かつ強力な機能が備わっています。

強力すぎるのでセキュリティをあげすぎてログインできなくなるというような
ミイラとりがミイラになるなんてことには注意してください!(笑)

All In One WP Security & Firewall

All In One WP Security & Firewall公式ページ

All In One WP Security & Firewallプラグインは

  • WordPress管理画面のログインURLを変更
  • スパムメールを防止

などを行うことができますが、
日本語に対応しておらず英語で表記されているので苦手な方は少し面倒に感じるかもしれません。

プラグインを活用して自分の大切なWordPressサイトを守りましょう!

WebARGUS(ウェブアルゴス)

余談ですが、WebARGUS(ウェブアルゴス)というサービスもあるので
さらっと紹介させていただきます。

Webargus

新手の手口やなりすまし、内部犯行などにも対応していて、
万が一改ざんされても、わずか1秒以内に自動復旧するという夢のようなサービスです。

ただ料金が年間48万円、、、

とても画期的で素晴らしいサービスですが、気軽に導入できるものではなさそうです。
もし、セキュリティ対策に予算を大いに割ける場合は、ぜひ検討してみてください!

【まとめ】しっかりとしたセキュリティ対策で自分のサイトを守ろう!

しっかりとしたセキュリティ対策

しっかりと対策をすれば怖くない

これまで様々な対策を紹介してきましたがどうでしたか?

少し専門知識も必要となりますが、自分のサイトを守るためだったら背に腹はかえられませんよね!
WordPressはオープンソースであることから脆弱性などのデメリットもありますが、
たくさんの人が利用していることから分かるように非常に素晴らしいCMSです。

しっかりとセキュリティ対策をして、安全にWordPressサイトを運用していきましょう!

WordPressのセキュリティ対策をするなら!エッコにお任せ!

  • 「WordPressのセキュリティ対策をしたいけど、作業をするリソースがない…」
  • 「WordPressのセキュリティ対策を依頼したいけど、そこまで予算もない…」
  • 「WordPressのセキュリティ対策を信頼できるプロに任せたい…」

そんな方にご紹介します!!

株式会社エッコでは、セキュリティパックという
WordPressのセキュリティ対策に特化したサービスを行っています!!

セキュリティパック

セキュリティパックに加入すると、

  • 多数のWordPressを使用したホームページの制作実績を誇るプロのスタッフが、常に最適な状態を維持
  • 万が一、攻撃を受けた際にも無償で復旧作業を実施
  • WordPressの操作方法など疑問点があってもチャットでのサポートが充実

などなどたくさんのメリットがあります。

しかも、今だけ初期費用(通常:30,000円)が無料です!

WordPressのプロであるエッコにお任せして、
サイトのセキュリティ対策を行うのはどうでしょうか。

セキュリティパックの詳細を今すぐ見る!
↑↑まずは無料でお問い合わせ↑↑